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 トヨタ白川郷自然学校にて、自然におじゃまする。

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世界遺産・白川郷の合掌集落から車で10分。
白山麓の豊かな自然の中にあるこのトヨタ白川郷自然学校
多彩な体験プログラムと地元の食材にこだわったフレンチ料理や天然温泉などで
快適に過ごせる宿泊施設です。
建物は大断面集成材の木造トラスを露出させていて、自然の中にあっても程よい調和。
施設の中も広々、お部屋もゆったり。
いたるところに木が使われ、暖かみ感じるすばらしいところでした。

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【トヨタ白川郷自然学校】

トヨタ白川郷自然學校が位置する岐阜県白川村・馬狩地区は大変な豪雪地帯で、
その生活の厳しさから住民達が集団離村した地区です。
1973年にトヨタ自動車はこの土地を購入し、従業員の保養施設として保全してきましたが、
1981年の大豪雪で合掌家屋は1棟を残し全壊してしまい、その後長らく未利用のままとなっていました。
その後、白川郷合掌集落の世界遺産登録や京都議定書、愛・地球博等を背景とした環境意識の高まりを受け、
この地を自然体験型の環境教育フィールドとして活用したいという想いが
2005年に「トヨタ白川郷自然學校」という形で実現しました。
運営は、白川村、環境関連NGO、トヨタ自動車から成るNPO法人白川郷自然共生フォーラムが担っており、
行政・NGO・企業が三位一体となって「日本一美しい村に日本一の自然学校」を合言葉に取り組んでいます。

ホムペより抜粋)








自然学校にツインルームを宿泊予約を入れたとき、いっしょにおかあさまの車椅子をお願いしました。
すると後日、自然学校の方からご連絡頂き、バリアフリー対応のデラックスツインルームを
用意していただけることになりました。
電話でお礼を伝えると「申し訳ありませんが、当校は全館バリアフリー対応ではございません。
そのため、おかあさまにご不便をお掛けすることがあるかもしれませんが、
お気づきの点・不自由な点がございましたら、どうぞ遠慮なくお申し出ください。」
・゜*。(ノд`)。・*'
その心遣いに泣けた。

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15時半にチェックイン。
天井が高く、とても広々としていました。
入ってすぐの談話室には大きな窓。
そこからはまだ雪が残っている雄大な白山が望め、施設の屋根の下にはまだ多くの雪が残っていました。
会社や学校などの研修にも使えるそうで、宿泊施設のほかにも会議室や研修室なども完備。
前記したようにさまざまな自然体験プログラムもあり、
おとうさまは、森の中に整備された遊歩道を歩きながら旬の自然や白川郷の暮らしにまつわる話を
インタープリター(ガイド)さんから聞くことのできるエコツアーへ。
よしおは、自然學校敷地内の合掌家屋で囲炉裏を囲んでお茶をしながら白川郷での暮らしの話やクイズ、
民話などを聞きつつ、合掌造りでゆったり過ごす・・という合掌夜話へ参加。
ウヘヘヘヘ・・・・・・ヽ(愛´∀`愛)ノ

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16時、おとうさまは帽子にリュック、首からデジカメ(よしお所有)を下げて意気揚々と出て行きました。
(つか、集合場所まではよしおが連れて行ったんだ。なんせ施設内が広すぎて迷子になるレベル。)
一時間後、顔を真っ赤にしておとうさま帰宅(き・・帰宅?)。
おとうさまのよく解らぬ説明を繋ぎ合わせたところ、
【森の中を、インタープリターさん2人と子ども2人連れの家族とワシの7人でまわった】
【カタクリの花が咲いていた。見るのが初めてで興奮した】
【モグラの穴があった。モグラの通った道もあった】
【雪にも触ってきた】
【どんぐりの木が大きくてたくさんあった】
【すんげえ楽しかった!!】
【だがしかし、写真はまったく撮り忘れた】
(+`・д・)≡○゚д。)ノ その首から下げてるのはナンだ!!

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18時、待望のごはんへ。
「なんで白川郷なのにフレンチなの?」
「地元との共生を掲げ、和食を提供されている民宿様とのバランスを考え、
当校では地元で採れた食材を使ってのフランス料理をご提供をご提案しています。」なんだそうだ。
超納得(`・ω・´)。
レストランに行くと、先に来られていた4人組のお客さん。
「もしかして、今日の宿泊はアチラとうちの2組だけですか?」
「そうでございます。」
( ゚Д゚)< 贅沢ー!!!

お願いしていたのはハーフコース。
鶏胸肉の低温調理タルタルソース
お米とトマト・アスパラのサラダ
トマトのクリームスープ
富山県氷見漁港で水揚げされた真鯛のグリエ
ブールブランソース・地元で採れた有機栽培の野菜を添えて
木苺のパンナコッタと桜のアイスクリーム
パン・コーヒー

「お箸はいかがですか?もしよろしかったらお使いください。」
「みなさまのお食事風景、お写真撮りましょうか?」
こんなウエイターさんの心遣いも手伝って、おとうさまおかあさまにとって久しぶりのフレンチも美味しくいただきました。
真鯛のグリエは皮もパリパリ。バターソースが濃厚でとてもおいしい。
お米のサラダもトマトの甘みやアスパラの歯ごたえ、何をとっても申し分ない。
おとうさまは米粉のパンがいたく気に入った様でおかわりもしていました。
おとうさま、お皿に丸く盛り付けられた桜のアイスを見て「コレ、卵か?」と言い、
よしおから「さっき『デザートのアイスです』つったジャン!!」とつっこまれたのはご愛嬌(´∀`)。
白山に沈む夕日を眺めながら、ゆったり楽しい食事になりました。
本当にごちそうさまでした。

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21時。よしお、合掌夜話へ出発。
この合掌夜話は自然学校内にある合掌家屋で開催されます。

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この合掌家屋こそが1981年の大豪雪で唯一残った家屋なのです。
フロントで地図を貰い(と言っても、玄関前なのでさすがのよしおでも迷う暇ナシ)エントランスを出る。
「んー。今日のココのお客って、うちともう一組だけだろ?そのもう一組も年配グループだったなあ・・。
コレってもしかして・・・・」と思いつつ、合掌家屋の玄関を開けて「コンバンハー」と中に声を掛けると
「ドウゾー!お待ちしていましたー!!」と、元気な女性インタープリターお2人がお出迎えしてくれました。

お二人「よしおさん!今日の合掌夜話は!ナント!!よしおさんだけの!貸し切りデスヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ!!」
よしお「ハイ!薄々勘付いておりました(`・ω・´)!!!」

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ドゾドゾー!!と囲炉裏へご案内。
囲炉裏にはもう火がくべられており、お湯が掛かっていました。ケムリモクモク。
さてさて、まずは自己紹介です。
インタープリターのお二人は、丸顔でニコニコ笑うKさんとおねえさんっぽくて落ち着いた雰囲気のⅠさん。
さっそくI さんがお茶を入れてくださいました。
お茶でハジメマシテ!!の乾杯。
「これは普通のお茶ではなく、マンサクと言う木の皮を干して作ったお茶で、こちらがその木の枝です。」
へえ・・・・(・∀・)。香りは生姜っぽい。でも味はカモミールとかのハーブっぽい。
K さんがガラスに活けた枝を見せてくれました。
「ではクイズです。このマンサク、白川郷ではある道具の材料として使われています。なんでしょう!」
え・・ちょ・・マジか。え、なんだナンダ。
「んーと。えーと。木製品でしょ?・・・ザルとかお箸とかしゃもじとかの調理道具?」
「残念!違いますー。ではヒント。現在ではマンサクを使ったものではなく、プラスティック製が主流です。」
「え?プラスティック製?え?昔も使ってて、今も使ってる?」
「ハイ!今でも使ってますよー。特に冬です。」
「冬?冬に使う?え?あ!薪?こういう火にくべる薪?あ!プラスティックの薪をくべたら毒ガス出るやん!」
チーーーー(・∀・)ーーーーーーン!
正解はカンジキでした。
薪て・・・・ ('A`)。
こんな感じで白川郷や合掌家屋についてのクイズや豆知識を聞き、家屋の2階・3階も案内していただいきました。
雪深いこの地区で住んでいた先人の知恵や生活、むかし話・・・・初めて聞くそれらはすべて興味深く、 
ⅠさんやKさんのお話に引き込まれていきました。

それといっしょに、岡山の話も少々。
K さん「岡山の人って、マスカットの正式名称言えるってホントですか?」
よしお「マスカットオブアレキサンドリアですか?」
K・I「おおおお!!」
Iさん「岡山にはどんな伝説や昔話があります?」
よしお「全国各地にいろんな逸話がありますが、桃太郎だけは譲れません。」 
K・I 「そりゃそうだ。」
よしお「岡山の総社という地には温羅伝説という桃太郎の鬼退治にまつわる伝説があります。本気なんです。」
Kさん「本気・・ww」
よしお「ついでに総社には雪舟が幼くして寺へ入り、涙でネズミを描いたという逸話も残しています。」
K・I 「えー!そんな話、初めて聞きました!」
よしお「え?コレって有名な話じゃないんですか?岡山っ子ならみんな知ってる話です!」
KさんⅠさんよしお「なんだかヒミツの県民ショーみたーい (∩゚∀゚)∩(∩゚∀゚)∩(∩゚∀゚)∩!」← もう単なる女子会

3人でお茶を飲みつつ、仕事の話や子どものころの話など。
笑ったり感心したりしながら、ふと気づけば22時半。← 本当は22時までのプログラム。
ヒャー!!話過ぎたー!!ゴメンナサーイ!!!と言いつつ、お礼を言っておいとましてきました。
囲炉裏での談話って、初対面でもこんなに打ち解けてお話できる魔法が掛かっちゃうんですねえ(´∀`)。
本当に楽しくて特別な夜になりました。
外までお見送りをしてくれたお二人。
「今日は星もキレイにみえますから、ぜひ露天風呂でゆっくりリラックスしてくださいね。
明日からの旅行もどうぞご無事で。ステキな旅にしてください。そして、ぜひまた白川郷にきてください。」
(ノ∀`) また来るよー!!!

部屋に帰ってみると、おとうさまとおかあさまはもうすっかり夢の国。
ベランダへ出てみると、大きな月とキレイな星。
さっそくお風呂をいただきに行きました。
静かな夜。
特別な夜。
きもちがいっぱいな夜。
ココに来て、ホントによかったー(´∀`)。

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朝。
少し自然学校の周りを散歩してから朝ごはん。
おとうさまの席にはフォークとナイフに並んで、お箸が置いてありました。
昨日の夕食時、おとうさまがお箸を使ったのを覚えていてくださった様です。
その心遣いに感謝。
木苺・コケモモ・りんごのジャム。
朝取りのレタス。とてもおいしく頂きました。

「もう一泊、ココにとまりたい(´・ω・`) 」と言うおとうさまに「ムリ!」と言いつつ、チェックアウト。
フロントの方から「おかあさまにご不便お掛けしてすいませんでした」とのお声掛けをいただきました。
とんでもない、とんでもない。めっそうもナイ。
とても快適に、シアワセいっぱいで過ごさせていただきました。
ホテルのエントランスで3人並んで写真を一枚。
みんないい顔をしていました。

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トヨタ白川郷自然学校の皆さま、スタッフ皆さまの【おもてなしの心】をいっぱい感じました。
唯一の不満はココが岡山からもっそい遠いトコロヾ(。`Д´。)ノ彡 。
またもう1度、ココに来たい。もっとココでいろんな体験をしたい。
そんな特別な場所です。
本当にありがとうございました。


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by sea-see-zoo | 2012-06-04 20:33 | おでかけ
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